プチプラコスメでOK!茶色いシミニキビ跡をメイクで簡単に隠す方法♡

「赤いニキビあとが茶色くなってシミみたいになってきた…」
「目立つしなんだか老けて見える…」
と茶色くなったニキビ跡にお悩みの方は多いのではないでしょうか。茶色くシミになってしまったニキビ跡は、隠すのも難しいしやっかいですよね。
何より老けて見られるというのが1番イヤな部分。女性ならとくに気になるところです。
シミになってしまったニキビ跡は、赤いニキビ跡が色素沈着してしまったモノなので、消すのには時間がかかってしまいます。
しかしメイクでシミをなかったことにするのは可能です。
今回はシミになってしまったニキビ跡を隠すメイク方法と化粧品の選び方についてお話していきます。
- この記事の監修医師 -

鴇田 真海(ときた まみ)先生
皮膚科医/白金クリニック院長
【所属】日本皮膚科学会専門医/日本美容皮膚科学会会員
2007年藤田保健衛生大学卒業後、2009年東京慈恵会医科大学病院 皮膚科入局
2015年から白金クリニック院長を務める
目次
メイクで茶色いシミは自然に隠せる!

厚塗りに見えないのにキレイにシミが消えてますよね。
今回紹介するシミニキビ跡を消すメイク方法は、
- だれでもカンタンにできる
- 手持ちのコスメでOK
が特徴です。
特別難しいメイクをしたわけじゃなくて、ちょっとした工夫で自然かつキレイに隠すことができます。
茶シミのニキビ跡をメイクで隠す具体的な手順

今回はお手頃価格のメイク用品をつかって、茶色いシミニキビ跡を実際にメイクで隠してみました。キレイに隠すためのポイントも一緒に紹介します。
大切なのは「自然に隠す!」と意識してメイクすることです。
Point1 保湿成分&美白配合のケア用品で保湿をしよう。

まずはメイクをする前に、肌の調子をきちんと整えておく必要があります。
ここでしっかりケアをしないと見た目にも肌にもよくありません。
茶色いシミをよくするためには、きちんと保湿をして肌のターンオーバーを整えることがもっとも大切。
というのも肌のターンオーバーがきちんと行われるようになると、肌細胞が生まれ変わるので内側からシミが薄くなっていくからなんですね。
シミのある部分の肌が古い角質となって落ちることで、シミができる前のキレイな肌にもどっていきます。
スキンケア用品は保湿効果の高いモノを使うようにしましょう。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- エラスチン
上に挙げた保湿成分がはいっているものがオススメです。
また茶色いシミニキビ跡をうすくするためには、美白成分を肌に与えてあげることも大切。
美白成分はできてしまったシミを薄くしてくれるのはもちろん、シミの原因であるメラニンができるのを防いでくれます。
【シミを薄くする成分】
- ビタミンC誘導体
- ハイドロキノン
【メラニンが作られるのを防止する成分】
- トラネキサム酸
- カモミラエキス
- プラセンタエキス
これらの成分がはいっている茶色いシミニキビ跡用の化粧品を選ぶようにしましょう。
⇒茶色のニキビ跡やしぶといシミに効く化粧品おすすめ人気ランキングTOP5!
Point2 美白効果のある下地orカラー効果のある下地を塗る

きちんとスキンケアで保湿をしたあとに、美白効果のある化粧下地orコントロールカラー効果のある下地を塗ります。
化粧下地は日焼け止め効果があるので、少し多めに塗るようにしましょう。

コントロールカラー効果がある下地を塗っただけで、肌の色が明るくなります。
Point3 リキッドファンデーションを塗る

下地を塗ったら、ファンデーションを塗ります。
このとき、カバーしたいからといって厚塗りするのはNG。
基本的には薄く、素肌感が残るように意識して塗るようにしてください。
手で塗ってもいいですが、ブラシやファンデーションスポンジなどで塗るとよりキレイに仕上がります。

写真のように、「ちょっと薄いかな?」と思うぐらいでOKです。
Point4 コンシーラーを塗る

リキッドファンデーションを使ってメイクするときは、コンシーラーはファンデーションの後に塗ります。
先にコンシーラーを塗ってしまうと、あとでファンデーションを塗った時にコンシーラーがハゲてしまったりヨレたりしてしまうんですね。
また塗るときはコンシーラーブラシで置くように塗ると失敗が少ないです。
コンシーラーブラシがついていない商品の場合は、あらかじめ別で用意しておいてください。

茶色いシミにコンシーラーを塗るときは、隠したい部分が透けないように塗り、ふちの部分だけをまわりとなじませるのがポイントです。
こうすることでシミがもともとなかったかのように見せることができます。
Point5 フェイスパウダーを塗る

しっかりコンシーラーを塗ったら、フェイスパウダーでベースメイクをピタっと固定します。
このときコンシーラーやファンデーションを崩してしまわないように、パフでフワっと置くようにつけるのがポイント。
ブラシでつける場合、赤ちゃんの肌にブラシをあてるようなイメージで優しく塗ってください。
塗るときは、パウダーを取りすぎないようにするのも大切。
あまりパウダーを塗ってしまうと首と顔の色が浮いてしまい不自然になります。

ファンデやコンシーラーをぬっただけよりも、肌がふわっと自然に見えますよね。
Point6 ハイライトを塗る

フェイスパウダーを塗ったら、最後にハイライトをいれます。
シミをしっかりカバーしたあとのお肌はどことなくのっぺりした印象なってしまうんですよね。
ハイライトを入れるだけで、顔が明るく立体的になって透明感がでるので自然に見えます。
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ハイライトを入れる場所はいろいろありますが、目の下からチークとの間を埋めるようにうすくのせると、肌をキレイにみせてくれます。
あまりたくさんいれてしまうと昔のギャルみたいにギラギラになってしまうので、大き目のブラシでサっと塗ってみてください。

肌にツヤがでて透明感のあるキレイな仕上がりになりました。
シミを消すためのメイク用品の選び方

メイクをする前に、茶色いシミニキビ跡を隠すためのメイク用品を用意しましょう。
写真は今回のメイクで使ったメイク用品です。
どれも薬局などでカンタンに手に入りやすいモノでメイクをしてみました。
①【インテグレートグレイシィ】コントロールベース<ナチュラル> ¥864(税込)
②【インテグレート】ミネラルウォータリーファンデーションN<オークル20> ¥1,404(税込)
③【キャンメイク】カラースティック<07> ¥810(税込)
④【サナ】舞妓はん おしろい<01> ¥1,782(税込)
⑤【メイベリン】ビッグアイシャドウ<BR-1> ¥1,512(税込)
高いコスメを使わなくても、プチプラ化粧品でシミはキレイに隠すことができます。
ただし薬局で買えるといっても、どんな化粧品でもOKというわけではありません。
「とりあえず、ファンデーションとかコンシーラーを買ってくればいいのかな」と思っている人が多いですが、それだけでは自然にシミを隠せません。
メイク用品を選ぶためのポイントをぞれぞれまとめてみました。
①化粧下地

化粧下地を選ぶときに必ず日焼け止め効果のある化粧下地を選びましょう。
紫外線はただでさえシミやそばかすを増やしてしまう原因ですし、いまあるシミをさらに悪化させます。
日焼け止め効果のある化粧下地を使うことで、さらに茶色いシミが悪化するのを防げるんですね。
またコントロールカラー効果がある下地を使うと、キレイにカバーできます。
色はイエロー系かオレンジ系がオススメ。
これらの色はくすみを消して明るい肌色にしてくれます。特にイエローはなじみが良いので失敗しにくく使いやすいです。
ちょっと上級者向けですが、ブルーやパープルのコントロールカラーもオススメ。
美白効果があり、透明感のある仕上がりになるので、シミも目立ちにくくなります。
シミをカバーする時はどうしても厚塗りになりがちなので、透明感のある下地を使うと自然です。
「もっと透明感のある仕上がりにしたいな~」という時につかってみてください。
赤や緑のコントロールカラーはシミを隠すのにあまり適していないので使わないほうが無難です。
②ファンデーション

ファンデーションはリキッドファンデーションなどの液体タイプがオススメ。
クリームタイプやエマルジョン、BBクリームなどでもOKです。
パウダリーファンデーションだとどうしてもカバー力やフィット力が欠けますし、乾燥しがちになるので、液体タイプを選ぶようにしましょう。
液体タイプのファンデーションの中でも、保湿成分がおおく使われているモノがよりオススメです。
③コンシーラー

コンシーラーはスティックタイプかパレットタイプのコンシーラーがオススメ。
適度に固めなのでしっかり茶色いシミをカバーできます。
とくに成分にきまりはないので、いつも使っているものでOKです。
ただし液体タイプのコンシーラーは、シミにピタッと固定してくれないので、あまりオススメできません。

コンシーラーの色は、少し暗めか自分の肌と同じ色のものを使うようにしましょう。あまり明るい色だと余計に目立ってしまいます。
数色入っているパレットコンシーラーは、まわりの肌の色と同じ色や暗めの色をカンタンに作ることができるので1つあると便利。
④フェイスパウダー

フェイスパウダーの種類は、ルースタイプのフェイスパウダーがオススメです。
プレストタイプのフェイスパウダーだと粉がはっきりついてしまうため、ふわっとした若々しい雰囲気を出しにくいんですね。
優しいナチュラルな雰囲気を出すためには、ルーパウダーで仕上げるとイメージ通りに仕上がります。
ルースタイプのモノであればどのフェイスパウダーでもOKです。
⑤ハイライト

普段ハイライトを使うのに慣れていない人はパウダータイプのハイライトを使うようにしてください。
パウダータイプは調整がカンタンですし、少しずつのせることができるので、「塗りすぎて真っ白になっちゃった・・・」といった失敗が少ないです。
色は真っ白ではなく薄いピンクか、ベージュ系のものを使うと白浮きせずに透明感がでるのでオススメ。
「わざわざハイライトを用意するの面倒だなぁ・・・」という人はアイシャドウで代用してもOK。
アイシャドウで代用するときは、1番色が明るいベースカラー部分を使うようにしましょう。
それ以外の部分だと色が濃すぎるので、ハイライトとして使えません。
今回はアイシャドウをハイライトとして代用してみました。
チークはできるだけ「タール色素不使用」のモノを使おう

チークはどんなメイクでも必ずといっていいほど使われています。
チークはサっといれるだけで血色がよく見えますし、色によって印象がガラっと変わるので、ついつい何色も揃えてしまっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、チークは肌のシミの原因になってしまう恐れがあります。
多くのチークに入っている「タール色素」は肌の上で色素沈着を起こしてしまう可能性があるんですね。
タール色素とは石油から人工で作られた色素のこと。
チークや口紅の成分に書かれている「赤◯◯」「青◯◯」がタール色素です。
こうした色素そのものが肌に染みついてしまうわけではないですが、肌を刺激したり、紫外線にあたって色素が沈着したりしてシミになることがあります。
とくに茶色いシミニキビ跡はすでに色素が沈着してしまっている状態。
その上からタール色素が沈着してしまえば、シミを治すのにかなりの時間が必要になってしまいます。
できるだけチークは「タール色素不使用」のモノを使うようにしましょう。
最近はタール色素が入っていなくてもキレイな発色のチークがたくさんあります。
自然に隠して茶色いシミニキビ跡をなかったことにしよう

メイクひとつで肌はこんなにキレイになります。
それぞれのメイク用品の色が違うので、肌の色が違うように見えますが加工はしてません。
小さくても、シミがひとつあるだけで見た目年齢や肌の印象は大きくちがってきますよね。
だからこそ、気になる茶シミニキビ跡も自然に隠してなかったことにする必要があります。
モデルや女優のキレイな肌だって元々シミがないのではなく、隠して「なかったこと」にしているだけなんです。
とはいえただ隠せばいいというわけではなく、自然に隠すことが大切。
ただコンシーラーを厚塗したって、ヨレて汚く見えてしまうだけです。
自然に正しく隠せば、見た目もキレイで肌にも負担をかけません。
今回話したポイントを守って、茶シミニキビ跡のないベースメイクを楽しみましょう。
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