大人ニキビの原因

思春期の頃から頭を悩ませる肌トラブル”ニキビ”。
しかし、歳をとるごとに「思春期ニキビとは少し症状が違うニキビができるようになった・・・。」と感じられる方も多いと思います。
- あごや口の周り、フェイスラインなどのUゾーンにできやすくなった
- 同じところに繰り返しできる
- 一度できると、治りが遅い
- 生理前になるとできやすくなった
- 跡に残りやすくなった
これらの症状に当てはまるのが”大人ニキビ”。思春期ニキビと症状が違うのは原因が違うからです。
まずは原因を解明して大人ニキビの克服に近づきましょう!
- この記事の監修医師 -

鴇田 真海(ときた まみ)先生
皮膚科医/白金クリニック院長
【所属】日本皮膚科学会専門医/日本美容皮膚科学会会員
2007年藤田保健衛生大学卒業後、2009年東京慈恵会医科大学病院 皮膚科入局
2015年から白金クリニック院長を務める
大人ニキビの主な原因は5つとケア方法!
大人ニキビと思春期にできるニキビは原因や対処法が全く違います。
間違ったケアを続けるとニキビの治りが遅くなり、ニキビ跡ができる原因になります。ニキビのメカニズムをおさらいして正しいケア方法を学びましょう!
ストレス

強いストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れ、「副腎皮質ホルモン」というストレスを対処するホルモンが分泌され、それに伴って男性ホルモンが分泌されます。
男性ホルモンは皮脂量を増加させる働きがあり、その結果ニキビや、毛穴つまりを起こしやすくなります。
ニキビをシャットアウトするための第一歩はストレスを受けない生活習慣を心がける必要があります。
睡眠不足

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「大人ニキビ」と「睡眠」。
睡眠リズムの乱れが肌トラブルを誘発することから、この2つは密接に関係しているといわれています。
睡眠不足だからといって、睡眠時間を多くすればよいかというとそうではありません。肌が最もケアされる睡眠時間帯が重要になります。
過剰な喫煙

タバコが体に害なのはいうまでもありません。
タバコは美肌の敵といわれており、もれなくニキビを悪化させる原因ともなります。
自分がタバコを吸わなくても、タバコの煙「副流煙」を吸ってしまう環境にいる方は注意が必要です。
乾燥肌

大人ニキビの原因は皮脂だけではありません。実は乾燥も大人ニキビの原因となる場合があるのです。
乾燥肌になると肌のバリア機能が低下してしまい、外的刺激によってニキビが発生してしまいます。
間違った「メイク落とし」と「洗顔法」
毎日メイクがしっかりと落としきれていないと、メイク汚れが毛穴に溜まって大人ニキビになります。
一方ゴシゴシと強く顔を洗うことも、乾燥を引き起こす原因。
肌にやさしく、かつしっかりとメイクや汚れを落とす洗顔方法を知ることが大切です。
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