知らなきゃ怖い、肌をボロボロにする食べ物
栄養バランスの悪い食事は、ニキビや肌質を左右するだけではなく体全体にも影響します。
皮脂量を過剰に増やす食べ物や、できてしまったニキビを酸化させてしまう食べ物をなど、ニキビ肌に良くない食べ物、肌質を悪くしてしまう食べ物を紹介します。
お肌に悪い食べ物
①ジャンクフード
ジャンクフードは、高カロリー・高塩分ですが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれていません。
各国の有名な研究所や大学でも、ジャンクフードがお肌や体全体にも悪い働きをもたらす研究結果を発表しています。
<ジャンクフード>

- カップラーメン
- ファーストフード
- スナック菓子
- ハンバーガー
- コンビニのホットスナック
ファーストフードやコンビニのホットスナックは代表的ですね。
スーパーのお惣菜コーナーにある揚げ物や加工食品もいわばジャンクフードです。
ファーストフードやコンビニは手軽にとれる食事として誰もが利用する時代ですが、できるだけ自炊を心がけ、野菜をしっかり摂取するようにしましょう。
②砂糖
砂糖に含まれる糖分はアクネ菌が大好物としている皮脂を増やします。
お料理の煮物などに砂糖を入れる方も十分に注意して下さい。糖分は糖分として体の中に摂取されてしまいます。
<糖分を高く含むもの>

- 炭酸飲料
- エナジードリンク
- アイスクリーム
- ケーキ
- ケチャップ
炭酸飲料には、多いもので350mlのペットボトルに角砂糖が10個分ほど入っているものもあります。
意外かもしれませんが、ケチャップは小さいカップ1個分で角砂糖1個分が入っているといわれています。
糖分は適量摂取すればエネルギーに代わる役割を果たしてくれますが、摂取しすぎると血液の循環が悪くなり、肌あれや糖尿病までひきおこす原因にもなってしまいます。
また果実やハチミツなどにも糖分が含まれていますが、ビタミンなど体にいい成分も入っているので、過剰摂取しない場合は特に問題ありません。
③カフェイン
カフェインを摂取すると眠気がさめるというのは、ほとんどの方がご存じだと思います。
なぜ眠気がさめるかというと、カフェインには神経を興奮させる働きがあるからです。神経が興奮状態にあると人間は血管が収縮してしまいます。
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この収縮によって血液の循環が悪くなり、皮膚に栄養が行き届かなくなってしまう事が肌荒れを引き起こす原因になります。
また栄養が行き届かない肌は代謝が乱れてしまい、ニキビや肌質を治りにくくさせてしまいます。
<カフェインを含むもの>

- コーヒー
- お茶
- コーラ
- ココア
- ミルクチョコレート
- エナジー飲料
カフェインを毎日大量に摂取してしまうと、中毒性がでてしまい、摂取できなくなるとストレスになってしまいます。
毎日過剰に摂取しなければ、カフェインは体に悪影響を与える事はありません。
カフェインの適量摂取の目安は、女性はドリップされたコーヒーをコーヒーカップに1日3杯目安、男性は5杯です。
④甲殻類や海藻
実は、甲殻類や海藻も過剰に摂取すると美肌を遠ざけてしまう食べ物です。
甲殻類や海藻に含まれている”ヨウ素”が関係しているんですね。
ヨウ素は大量に体内に含まれると、余分な分は皮脂腺から排出されます。
皮脂腺が活発に働くようになるので、毛穴のつまりや大人ニキビの原因になってしまうのです。
<甲殻類の食べ物>

- カニ
- エビ
- 海藻類
甲殻類や海藻は食べてはいけない物ではありません。食べすぎはNGという事を忘れないで下さい。
⑤乳製品
日本では体にいいイメージが強い乳製品ですが、お肌の事を考えると過剰摂取を控えたほうが良いです。
なぜならば、乳製品を摂取することが多い人は、アレルギー症状や、ガン、糖尿病、白内障を引き起こすことが高いことがわかっているから。
欧米では、乳製品を体に良いものとして宣伝することが禁止されているぐらいです。
<乳製品>

- バター
- 牛乳
- ヨーグルト
- チーズ
ヨーグルトなどは、腸内環境を整えてくれる食べ物として定着していますね。
しかし、便秘を気にして過剰摂取すると発病につながる可能性があります。
どの食べ物にも共通していえる事ですが偏食ほどお肌に悪い事はありません。バランス良く栄養を取り入れることが何より大切なのです。
- この記事の監修医師 -

鴇田 真海(ときた まみ)先生
皮膚科医/白金クリニック院長
【所属】日本皮膚科学会専門医/日本美容皮膚科学会会員
2007年藤田保健衛生大学卒業後、2009年東京慈恵会医科大学病院 皮膚科入局
2015年から白金クリニック院長を務める
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