ビタミンC誘導体とは?ニキビ・ニキビ跡への効果を徹底解説!

ビタミンC誘導体とは?ニキビ・ニキビ跡への効果を解説! ファーストビュー

「ビタミンC誘導体がニキビに効くって本当?」
「ニキビ跡が残ってしまったけどビタミンC誘導体で薄くできるの?」
「ビタミンC誘導体使ってみたいけど、ニキビが悪化しないか心配…」

など”ビタミンC誘導体”は、ニキビやニキビ跡に悩んでいる人なら1度は聞いたことがある成分ではないでしょうか。
使ってみたいと考えてる人もけっこう多いはず。

事実、ビタミンC誘導体はニキビやニキビ跡のケアにとても効果的な成分です。

ただ種類や使い方によっては乾燥しやすくなってしまうので、少し注意も必要なんですね。

今回はそんなビタミンC誘導体の特徴や、ニキビやニキビ跡への効果について解説していきます。

⇒「先におすすめのビタミンC誘導体入りの化粧品が知りたい!」という人はこちらをチェック

- この記事の監修医師 -

鴇田 真海(ときた まみ)先生

鴇田 真海(ときた まみ)先生

皮膚科医/白金クリニック院長
【所属】日本皮膚科学会専門医/日本美容皮膚科学会会員

2007年藤田保健衛生大学卒業後、2009年東京慈恵会医科大学病院 皮膚科入局
2015年から白金クリニック院長を務める

そもそもビタミンC誘導体ってなに?

ビタミンC誘導体はビタミンCを安定させた成分

ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを安定した状態で化粧品に入れるために作られた成分。

ビタミンCはニキビケア・シミの改善・シワやたるみの改善など、たくさんの美肌効果を併せもつスーパー成分です。

ところが化粧品に入れるためには見逃せない2つの弱点がありました。

1つはとても不安定であること。
水や空気に触れると壊れてしまうため化粧品に入れてもせっかくの効果を発揮できません。

もう1つは肌に浸透しにくいこと。
つけても肌の中に入っていかないので、効果を感じられなかったんですね。

この2つの弱点を補い、化粧品に入れてもしっかりとビタミンCの効果を感じられるようにしたのがビタミンC誘導体です。

肌の中に入りこむとビタミンCに変身してお肌のケアを始めます。
浸透力も高く肌の奥までぐんぐん入って、ニキビ・シミ・シワなどあらゆる肌トラブルにしっかりアプローチしてくれる優れものです。

 

ビタミンC誘導体は【水溶性・油溶性・APPS・APIS】の4種類がある

ビタミンC誘導体には水溶性・油溶性・APPS・APISの4つの種類があります。

簡単にそれぞれの違いを説明すると、こんな感じ。

●水溶性ビタミンC誘導体
→皮脂を抑える効果が高く脂性肌さん向き。乾燥肌さんは注意。

●油溶性ビタミンC誘導体
→乾燥しにくいので乾燥肌や敏感肌さん向き。ベタつきやすいから脂性肌さんは不向き。

●新型ビタミンC誘導体”APPS”
→肌にやさしくべたつかないのでどんな肌質の人にもおすすめ。でも保存方法がめんどくさい。


●超新型ビタミンC誘導体”APIS”

→APPSの進化版でこの中で1番使いやすい!ただし商品は少ない。

当サイトのおすすめはAPPSかAPISです。
ただそれぞれメリット・デメリットがあるので、自分にあったものを使えるのが1番ですね。

1つずつ特徴を紹介していきます。

水溶性ビタミンC誘導体

水溶性ビタミンC誘導体は脂性肌さんにおすすめ

水溶性ビタミンC誘導体は、名前のとおり水に溶けやすいビタミンC誘導体。

化粧水やサラッとした美容液など、ローションタイプの化粧品に配合されています。

メリット
・つけると6~10時間などですぐに効果が感じられる
・皮脂をしっかり抑えられる

デメリット
・効果の持続性が弱い(12時間くらいしか効果がもたない)
・乾燥しやすい

【水溶性ビタミンC誘導体の成分名】
・リン酸アスコルビルマグネシウム
・リン酸アスコルビルナトリウム
・アスコルビル酸エチル

肌の中に入ると早め(6~10時間)にビタミンCに変身するので、即効性が高いです。

特に皮脂を抑えるのに優れていて、「顔がテカりやすい・ベタベタする」など皮脂の量が多いことに悩んでいる人におすすめ。

その分乾燥しやすいということでもあるので、乾燥肌や敏感肌の人には、あまり向きません。

 

油溶性ビタミンC誘導体

油溶性ビタミンC誘導体は乾燥肌・敏感肌さんにおすすめ

こちらも名前のとおり油に溶けやすいビタミンC誘導体です。

乳液・クリーム・トロミのある美容液など油分を含んだ化粧品に配合されています。

メリット
・水溶性ビタミンC誘導体よりも肌によく浸透する(肌が油性のため)
・効果の持続性が高い
・じんわり効果が出るので肌への刺激が少なく乾燥しにくい

デメリット
・サラッとした化粧品に配合できないので、べたつく

【油溶性ビタミンC誘導体の成分名】
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
・パルチミン酸アスコルビル

肌の中でゆっくりじわじわビタミンCに変身します。
一気に皮脂が抑えられないので乾燥を感じにくいです。乾燥肌・敏感肌の人でも使いやすいタイプのビタミンC誘導体ですね。

乳液やクリームなど、こってりべたつくものに入っているので脂性肌の人には不向きです。

即効性はないものの、効果の持続力は高いです。
1度つけると約43時間は肌の中でずっとビタミンCの効果を発揮し続けてくれます。

 

新型ビタミンC誘導体”APPS(アプレシエ)”

新型ビタミンC誘導体”APPS”はどんな肌質の人にもおすすめ

水溶性と油溶性ビタミンC誘導体の良いとこどりをして作られたのが新型ビタミンC誘導体のAPPS(アプレシエ)。

水にも油にも溶けるので、化粧水やクリームなどどんなタイプの化粧品にも配合できます

メリット
・浸透力が高い(普通のビタミンCの100倍)
・肌にやさしく乾燥しにくい
・どんなタイプの化粧品にも配合できる

デメリット
・やや不安定でいちいち冷蔵しないといけない

【油溶性ビタミンC誘導体の成分名】
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

従来のビタミンCの100倍と、浸透力がとても高いのが特徴。
イオン導入(※)をしなくても、肌の真皮層まで入りこめる優れものです。
※専用のマシーンを使って、化粧品の成分を真皮層に届けるケア方法

ニキビ跡やシミなど、肌の内側のトラブルのケアにぴったりですね。

お肌にやさしく乾燥もしにくいので、乾燥肌・敏感肌の人でも使いやすいです。

 

ただやや不安定で、開封して1ヶ月以内に使い切らないと、品質が下がってしまうのがデメリット。
熱や空気に弱いので、冷蔵保存が必須です。

 

超新型ビタミンC誘導体”APIS”

超新型ビタミンC誘導体”APIS”は1番新しくて使いやすい

APISはAPPSをさらに進化させたビタミンC誘導体。

メリット
・とにかく浸透力が高い(APPSの2倍=普通のビタミンCの200倍
・肌にやさしく乾燥しにくい
・どんなタイプの化粧品にも配合できる
・安定性が高いので保存方法も簡単

デメリット
・まだ商品が少ない

【APISの成分名】
イソステアリルアスコルビルリン酸2Na

商品がまだ少ないのがネックですが、上3つのビタミンC誘導体のデメリットを全て補った優等生です。

浸透力はAPPSの2倍、つまり普通のビタミンCの200倍もあるんですね。
APPSよりさらに肌の奥深くまでケアできます。

クレーター跡・シワ・たるみなど、真皮のケアが必要な肌の悩みがある人にはとてもおすすめです。

さらに安定性も高いので、保存方法にも気を使う必要もありません。

icon-hand-o-right 迷ったらAPISかAPPS入りの商品を選ぶのがおすすめ!

「イマイチどれが良いのかわからなかった…」
という人は、APISかAPPS入りのものを選ぶのがおすすめです。

どちらも効果が高いうえお肌にもやさしいので、どんな肌質の人でも安心してニキビ・ニキビ跡のケアに使えます。

当サイトではこのAPISとAPPS配合のおすすめ化粧水を紹介しています。
「早速商品を使ってみたい!」という人はこちらもチェックしてみてください。
⇒当サイトおすすめのAPIS・APPS配合化粧水ランキングをチェックする!

 

つけすぎは肌が乾燥しやすくなるので注意

つけすぎは肌が乾燥しやすくなるので注意

APIS・APPS・油溶性のビタミンC誘導体は、乾燥しにくいと言いました。

しかし、どの種類でもビタミンC誘導体には少なからず皮脂を抑える効果があります。
つけすぎると乾燥やつっぱりを感じることがあるんですね。

もともと皮脂の量が少ない乾燥肌・敏感肌の人は気をつけてください。

もしビタミンC誘導体入りの化粧品を使って乾燥やつっぱりを感じたら

など使い方を工夫してみるようにしましょう。
※それでもダメなときは、一度ビタミンC誘導体の使用を中止してください。

 

ビタミンC誘導体のニキビ・ニキビ跡への効果4つ

ビタミンC誘導体のニキビやニキビ跡への効果を4つ紹介します。

1.皮脂を抑えてニキビのできにくい環境をつくる

皮脂を抑えてニキビのできにくい環境をつくる

ビタミンC誘導体の皮脂の分泌を抑える働きは、ニキビの予防につながります。

そもそもニキビができるのは皮脂が毛穴に詰まるのが原因です。
皮脂を抑えておけば、ニキビはできません。

つまりビタミンC誘導体で皮脂を抑えれば、自然とニキビのできにくい肌に変えられるんですね。

特に毛穴詰まりが原因の白・黒ニキビの予防には効果的です。

 

2.炎症が悪化するのを防いでニキビを早く治す

炎症が悪化するのを防いでニキビを早く治す

ビタミンC誘導体には、痛い赤ニキビ・膿んだ黄ニキビのケアにもおすすめ。
ニキビの炎症を抑えるサポート効果があるからです。

ニキビが炎症すると、肌を守るために活性酸素(※)が大量に作られます。
※雑菌やウイルスから体を守るもの。しかし、増えすぎるとパワーが強すぎて逆に肌を傷つけてしまう

この活性酸素のせいで肌が傷つくので、ニキビがさらに悪化してしまうんです。

なのでなるべく早く炎症ニキビを治すためには、活性酸素の増えすぎを防ぐことがポイントになります。

そこでビタミンC誘導体が効果的なんですね。
活性酸素を除去する働きがあり、ニキビを悪化させないようにしてくれるんです。

炎症を早く抑えることはニキビ跡の予防にもつながります。
「ニキビができるとなかなか治らないなぁ」なんて人の心強い味方です。

 

肌の中の炎症にもしっかりアプローチできる!

ビタミンC誘導体は赤いニキビ跡のケアにもおすすめです。

赤っぽいニキビ跡は、肌の中で炎症が起きている状態。
なのでこれも放っておくと活性酸素がどんどん出てきて悪化してしまいます。

早く治すためにも、活性酸素の増えすぎを防ぎましょう。

ビタミンC誘導体は肌の奥までしっかり入り込めるのも強み。

なかなかケアしにくい肌の奥の炎症にしっかりアプローチして、赤いニキビ跡をケアしてくれます。

 

3.美白もできる!色素沈着した茶ニキビ跡をケア

Wの美白効果で色素沈着した茶ニキビ跡をケア

ビタミンC誘導体は美白効果もバツグンで、シミのようになった茶ニキビ跡のケアもできます。

シミの原因であるメラニンの還元作用があるのが、他の美白成分(プラセンタやアルブチンなど)に比べ優れたポイントです。

還元とは”元の状態に戻す”こと。
つまりシミのように色素沈着してしまったニキビ跡を元の状態に戻せるんですね。

日々使い続けることによって、肌の奥に沈着したメラニン色素を少しずつ薄くしてくれます。

「いろいろ美白化粧品を試したけど、どれも全然効果なかった」という人も使ってみる価値ありです。

 

またメラニンを作りにくくする働きもあります。(これは他の美白成分と同じ効果です。)

ニキビがシミになるのを防ぎ、きれいに治るようにケアできるので安心です。

 

4.コラーゲンを増やして凸凹ニキビ跡が目立ちにくい肌に♪

コラーゲンを増やして凸凹ニキビ跡を目立たなくする

ビタミンC誘導体はクレーターのようになった凸凹ニキビ跡のケアにもおすすめです。

クレーター跡を目立ちにくくするには、お肌にハリを与えてあげることがポイントになります。
お肌にハリがないと光を反射できないため、凸凹が目立って見えるからです。

そして肌にハリを出すためには、コラーゲン(※)を増やす必要があります。
(※)真皮の70%を占める重要な成分。たくさんあるほどお肌にふっくらハリが生まれます。

ビタミンC誘導体には、このコラーゲンを増やすサポート効果があるんですね。

厄介なクレーター跡の目立ちにくい、ピンとハリのあるお肌に導いてくれます。

 

ただしクレーターニキビ跡は、自力で完璧に消すことはできません
完璧に治したい人はクリニックでの治療が必要になります。気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。

 

ビタミンC誘導体はどんなニキビ・ニキビ跡のケアにもおすすめ!

上で紹介したように、ビタミンC誘導体は

などどんなニキビ・ニキビ跡のケアにも効果を発揮してくれる超優秀成分

ニキビ・ニキビ跡に悩んでいる人であれば、使わない方が損といっても過言ではないと思います。

特に今”お肌にニキビもニキビ跡もある”なんて人にはぴったりです。
1つビタミンC誘導体入りの化粧品を持っておけば、どちらも一変にケアできます。

「ビタミンC誘導体入りの化粧品を使ってみたいな」と思った方は、以下の記事も一緒にチェックしてみてください。
”APIS・APPS配合でニキビ・ニキビ跡ケアにおすすめの化粧水”を紹介しています。

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