ニキビ肌さんの正しいクレンジング方法!あなたのメイク落としを見直そう

ニキビができている肌は、外からの刺激に敏感。
間違ったクレンジング方法を行うと、肌がより痛むだけでなく、ニキビが悪化してしまいます。
正しいクレンジング方法をしっかり押さえておくことは、ニキビ対策/予防に欠かせない条件の一つ。
今回はニキビ肌の人が絶対におさえてほしい正しいクレンジング方法を紹介します。
※クレンジングにおいてニキビ肌さんが意識したい重要なポイントは以下の2点。
・ニキビ肌にあった肌に優しいクレンジング剤を選ぶこと
・正しいクレンジング方法を覚えること(今回の記事)
正しい方法を覚えるだけでなく、そもそもどんな種類のクレンジングを使っているのかも見直しましょう。
目次
間違ったクレンジングは大人ニキビの大きな原因!

以下のようなクレンジング方法は間違った方法です。
・適当にクレンジング剤を顔に広げている
→落とすべきメイクがしっかり落とせていないと、メイクが毛穴の中に残りニキビの原因となる。
→肌に必要な皮脂(※)まで一緒に奪い、ニキビができやすい乾燥肌になる。
・メイクを落とすためにゴシゴシと強くこすっている
→肌に刺激をあたえ、ダメージに弱い肌になってしまう。
これらのやり方に1つでも心当たりがある人は注意。
さらにニキビができやすい肌になるだけでなく、今あるニキビの悪化にもつながりかねません。
ニキビをできにくくするためにも、今日からクレンジングの方法を見直していきましょう。
ニキビ肌の人がおさえておきたいクレンジングのポイント4つ
ニキビ肌の人がクレンジングで気をつけてほしいポイントが以下の4点。
2.クレンジングは夜のみの1日1回
3.クレンジングは1分以内に済ます
4.ニキビに強く触れたり潰したりしない
1.オイルやリキッドタイプのクレンジングは使わない

冒頭でも言いましたが、ニキビ肌さんは必ずクレンジングは肌にやさしいものを使いましょう。
オイルフリーのものやミルク・クリームタイプなどできるだけ肌に優しいタイプのクレンジングを使うようにしましょう。
オイルタイプやリキッドタイプなど刺激の強いものを使うのは絶対にNG。
クレンジングの方法を正しただけでは限界があります。
肌に優しいクレンジングと聞くと、『洗浄力が弱そう…』『バッチリメイクを落とすのに苦労しそう…』と思うかもしれませんがそんなことはありません。
最近のクレンジング剤は、肌に優しい&しっかりメイクを落とせるものが増えてきています。
詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。
ニキビ肌に合った「肌に優しくニキビを刺激しない、でもしっかりとメイク落とせる」クレンジング剤の選び方とおすすめを紹介しています。
2.クレンジングは夜のみの1日1回

クレンジングはニキビ肌の人でも夜の1日1回が基本。
“メイクをしたまま寝落ち”は、お肌にとって最悪です。
どれだけ疲れていても眠くても、必ず夜はクレンジングで落としてくださいね。
ちなみにメイクをしていない日は、クレンジングはしなくてもOKです。
ただしメイクオフの日でも、日焼け止めを塗っている場合は、クレンジングを使って落とすようにしましょう。
他サイトなどで『朝洗顔前にクレンジングをすると、肌の汚れが落ちる』『化粧ノリがアップする』と書いてありますが、ニキビ肌さんは絶対にやってはダメ。
これは、元々肌質が強い人限定の方法です。
クレンジングは確実に肌に負担を与えるものなので、回数が増えれば増えるほど乾燥や肌荒れがひどくなってしまいます。
本当におすすめできません。
※万が一メイクを落とさずに寝た次の朝はクレンジングをする必要があります。
その場合その日のメイクは薄塗りにして、夜に軽いクレンジングだけで落とせる程度にしましょう。
3.クレンジングは1分以内に済ます

クレンジングはそもそも強力な洗浄剤。
時間をかけるとその分、肌のうるおいは奪われていきます。
目安として1分程度で終わらせることを意識してください。
ニキビ肌の人は特に肌が弱っています。早ければ早いに越したことはありません。
少しでも時間をかけずに素早くパパっと洗い流すことを意識していきましょう。
クレンジングしながらマッサージはNG
たまにクレンジングの際にマッサージをするという人がいますがこれは絶対にやめましょう。
刺激剤を塗りこんでるのと同じです。
顔のマッサージを行う場合は刺激がないクリームを使うべし。
4.ニキビに強く触れたり潰したりしない

クレンジングの際ニキビには、くれぐれも刺激をあたえないこと。
ニキビ周辺のクレンジングには特に注意しましょう。
力を入れてゴシゴシこするということがないように慎重に行ってください。
ニキビを潰してしまうなんてのはもってのほか。
最悪ニキビ跡として残り今よりさらにひどい状態になります。
※あまりに痛みが強かったり炎症がひどかったりする場合は、クレンジング剤をのせるのは避けてください。
ニキビを改善につながる正しいクレンジング方法・手順
ニキビ肌を改善するためにやるべき正しいクレンジング方法を紹介します。
1.石けんで手を洗う
2.クレンジングを適量手にとる
3.皮脂の多いTゾーンにのせ指の腹でなじませる
4.あごや頬などのフェイスラインにも同じようになじませる
5.目元や口元にやさしくなじませていく
6.ぬるま湯で素早く洗い流す
洗う順番は皮脂の量が多いところ→少ないところの順番で洗うのがポイントです。
1.石けんで手を洗う

まずはクレンジングの前に石けんでしっかりと手を洗います。
手に雑菌や汚れがついたままだと、あまりクレンジングの効果が期待できません。
それどころか菌が顔につくことで、ニキビの原因にもなりかねないです。
2.クレンジングを適量手にとる

クレンジング剤(適量)を手のひらにとります。
このときクレンジングの使用量はケチらないようにしてください。
クレンジング剤が少ないと肌に摩擦が起こりやすくなります。
ニキビに刺激を与え、さらなるニキビ悪化にもつながりかねません。
POINT
3.皮脂の多いTゾーンにのせ指の腹でなじませる

まずは皮ふのなかでも最も皮脂の多いTゾーンからのせていきましょう。
額→鼻へとクレンジング剤をのせ、指の腹でメイクとなじませてあげてください。
指を上下に動かしながらやさしくなじませてあげてください。
POINT
※アイメイクやリップメイクといったポイントメイクをしている人はまずポイントメイクから落とします。
4.あごや頬などのフェイスラインにも同じようになじませる

次に皮脂量の多いあごや頬などのUゾーン。
卵を割らないくらいにやさしく伸ばしてあげましょう。
軽くメイクとなじませておくのも忘れないでください。
5.目元や口元にやさしくなじませていく

目元や口元は一番皮ふが弱い部分です。
特にやさしくていねいになじませてあげてください。
指をくるくると動かしてながら伸ばしていくといいでしょう。
舌を入れてふくらませてあげるとなじませやすくなります。
POINT
6.ぬるま湯で素早く洗い流す

最後はぬるま湯で素早く洗い流しましょう。
熱すぎたり、冷たすぎたりすると肌への刺激になります。
必ずぬるま湯で流してください。
32~35℃ほどのぬるま湯を手にすくい顔の表面にかけます。
これを何度か繰り返してください。
※絶対にシャワーを顔にあてて流さないようにしてください。クレンジング後のデリケートな肌には刺激となります。
クレンジング後はとてもデリケート
クレンジングのあとは皮脂が落ちているため、肌トラブルも起きやすい状態。
間違ってもクレンジングして、そのまま長いこと放置ということがないようにしてください。
クレンジング→洗顔→保湿の流れを素早く行っていきましょう。
クレンジングの後はすぐに洗顔に移り、そのあとの保湿は5分以内に済ませることです。
正しいクレンジング方法でニキビのできにくい肌に!
クレンジング方法を意識するだけで肌はかなり変わります。
正しいクレンジング方法で得られるのは以下の2つ。
- 肌への刺激を防ぎニキビの予防/対策になる
- メイクを落とすことでその後の洗顔がスムーズになる
「クレンジングが原因でニキビができた」とういうことは少なくなるでしょう。
